往年の車名が復活!←コレジャナイ…! 全くしっくりこない“車名の再登板”なぜ起こるのか? メーカーも横断!?

三菱「グランディス」が13年ぶりに欧州で復活。しかし新型は3列ミニバンではなく、全く違う。「復活したけど全然違うじゃん!」なクルマ、実は意外とたくさんあります。

三菱に多い! 車名復活も「コレジャナイ…」

 まず、同じ三菱で代表的な例は「エクリプス」でしょう。1989年に登場した初代エクリプスは、北米市場をターゲットにしたスタイリッシュな3ドアハッチバックの小型クーペでした。4世代、23年にわたり日本を含めた各国で販売されましたが、2012年に生産を終了。しかし2017年、コンパクトなクーペSUV「エクリプスクロス」として、車名が復活しました。従来までのエクリプスも意識したネーミングとなっていますが、その変身ぶりは大胆なものでした。

 また、三菱では「ミラージュ」も大きな変身を経て復活したモデルでした。コンパクトなハッチバックカーだったミラージュは、2002年の国内販売終了後、2012年に世界戦略モデルの小型車として復活。従来モデルから大きくダウンサイジングした安価なエントリーカーへと転身しました。ただ日本市場では苦戦しました。

トヨタの名車がスズキに化けた!?

 同様の例は他のメーカーにも存在します。「ハチロク」ことAE86型などが今も人気を博しているトヨタ「カローラレビン」は、2014年に中国市場向けの4ドアセダンとして名前が復活。2018年にはフルモデルチェンジも実施しています。

 また、トヨタは南アフリカ向けのコンパクトカーとしてスズキ「バレーノ」のOEMモデルを投入。車名にはかつてのエントリーハッチバック「スターレット」の名前を採用しました。2025年からは同じくスズキのSUV「フロンクス」をOEM版として「スターレットクロス」というモデルも販売しています。

 ホンダも海外市場向けモデルとして、1980年代に一世を風靡したコンパクトハッチバック「シティ」のネーミングを復活させていますが、現行型は4ドアセダンや5ドアハッチバックが中心のモデルとなっています。

※ ※ ※

 このように、従来のイメージとは全く違うクルマに対し、かつて親しまれたモデルの名前が使用されるケースは多々あります。その要因は、商標登録におけるハードルの高さや、手続き面の所要時間短縮、話題性の確保など、さまざまなものが挙げられます。

 クルマファンとしては「やはり復活するなら昔のような姿で!」と期待してしまうところですが、逆に「この名前がこんなところで復活!?」といった例を探すのも面白いかもしれません。

【うれしいけど複雑?】懐かしのモデル名で復活したクルマたち(写真で見る)

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