地上で魅せる「ブルーインパルス」!? 活動30年の裏には消滅の危機も 本家より先に女性乗員も活躍中!
大空をキャンバスに飛行展示を行う航空自衛隊のアクロバットチーム「ブルーインパルス」ですが、じつは「Jr」と付くもうひとつのアクロバットチームがあります。本家と同じく白と青からなる2色のボディを駆って、地面を疾走します。
地面を走るブルーインパルスとは?
航空自衛隊のアクロバット飛行チーム「ブルーインパルス」が、2025年7月12日(土)と翌13日(日)の昼過ぎに、大阪・関西万博の会場上空で展示飛行を実施しました。

この「ブルーインパルス」とそっくりのバイクを使って、空ではなく地上でアクロバット走行を披露するチーム、それが「ブルーインパルスJr(ジュニア)」です。
「ブルーインパルスJr」は、バイクといえども、本家「ブルーインパルス」を模した外観とカラーリングが施されており、乗員の服装も濃紺のつなぎ服に白いスカーフ、そして乗車時は航空機用ヘルメットを被る本格派です。
この出で立ちで、本家の基本である6機編隊と同じく、6台の三輪バイクを駆ってアクロバティックな走りを行います。
「Jr」と付きますが、誕生はT-4練習機を用いる3代目「ブルーインパルス」よりも1年早い1993(平成5)年です。そのため、その活動はT-4「ブルーインパルス」よりも長いのです。
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