謎の枠、表記… 少しずつベール脱ぐ東西の新クルーズ列車、見えてきた「こだわり」

「瑞風」扉の横にある謎の枠 その意味は…

 JR西日本が発表している「瑞風」のイメージイラストでは、ボディカラーは“先代”「トワイライトエクスプレス」を受け継ぐ深緑色、そして前面の手すりはゴールドとなっていますが、現時点では黒いフィルムでラッピングされ、その色を目にすることは不可能。それがまた、期待を膨らませます。

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「キイテ87」という伝統を引き継ぐ車両形式の「瑞風」先頭車(2016年8月、伊原 薫撮影)。

 また、「瑞風」先頭車の車両形式は「キイテ87」。「キ」はディーゼルカー、「イ」は一等車、「テ」は展望車を意味しています。この「イ」「テ」という記号は、戦後しばらくたって一等車が廃止されたころからほとんど使われていませんでしたが、JR西日本では「ノスタルジック・モダン」をここでも表現するため、あえて“伝統”を引き継ぐことにしたのです。

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「瑞風」車体側面にある細長い枠。その目的、はたして(2016年8月、伊原 薫撮影)。

 もうひとつ、“伝統”を感じられる部分を筆者(伊原 薫:鉄道ライター)は見つけました。それは、扉の横にある細長い枠。ここにはおそらく、昔の寝台列車などがそうしていたように、列車名や行先が書かれた「サボ」と呼ばれる板が差し込まれるのでしょう。その心憎い演出が、いまから楽しみです。

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コメント

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5件のコメント

  1. 一つ良いか?

    ATC・ATS-P&-Psは分かる。

    が、-Dn(写真は『Dn』表記)って、なんですか!?

    正確には、JR貨物・EH800が搭載している『DS-ATC(ATC-L機能付)』と同等では?(←こちらはWikipediaで調べました)

    筆者は『保安装置は門外漢』と言いそうけど、そこんとこを詳しく調べて書くべきだね。客乗せる「旅客車両」で初めて『-Dn』表記を見て、ビックラこきましたよ。

    • 変な文字化けがあったので訂正したい。

      (誤)ATC・ATS-P&-Psは分かる。

      (正)ATC・ATS-P&-Psは分かる。

      送信に不備が有りましたら、お詫びしますm(__)m。

    • また文字化けがあったので、正しく書く。

      ATC・ATS-Pと-Psは分かる。

  2. まささんへ
    Wikipediaを見てみましたが、「ATS-Dnを装備する」と書いてありますね
    DS-ATCと同等であろうが何だろうが、Dnと書いてあるんだからDnで良いでしょう
    あと、脚注19番のリンク先を読みましたか?
    「DnはJR北海道のデジタル式ATS-Dnのこと」と説明されていますね
    Dnで何の問題も無いでしょうし、より限定的で具体的で正確な表記と言えますね
    また、この車両を企画し、所有し、管理し、運行するJR東日本がDnと表記しているのですから、Dnが正解なんですよ

  3. このようなEDC(ディーゼルハイブリッド?)で一般車両のような記号つけたら寝台の無いラウンジ車は「キモイ」だな。