東武に西武ライオンズ列車、走る その背景に人口問題?
東武東上線で「『東武×西武』ライオンズトレイン」が運行されています。埼玉県を走る大手私鉄2社がコラボした理由とは、どのようなものなのでしょうか。
競合部分もある東武と西武がコラボ
東武鉄道の東上線でいま、プロ野球球団「埼玉西武ライオンズ」のヘッドマークを掲出した50000型電車「『東武×西武』ライオンズトレイン」が運行されています。2016年8月24日(水)に川越市駅(埼玉県川越市)でその出発式が開催され、9月18日(日)まで池袋駅と小川町駅(埼玉県小川町)のあいだを走る予定です。
2016年2月に西武新宿線・本川越駅(埼玉県川越市)へ西口が開設され、東武東上線・川越市駅との乗り換え利便性が向上。東上線沿線から野球場「西武プリンスドーム」(埼玉県所沢市)へアクセスしやすくなったことのアピールと、東武東上線沿線の8市町が「フレンドリーシティ」になったことを記念し、9月17日(土)と18日(日)に西武プリンスドリームで「東武東上線沿線 フレンドリーシティ感謝デー」(西武対楽天の野球試合)が開催されるのを受けて、運行されているものです。
東武鉄道が、同じ埼玉県内を走り競合関係ともいえる西武鉄道に関係が深い埼玉西武ライオンズとコラボレーションをした経緯とは、どのようなものだったのでしょうか。
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