東海環状道の「左上」が8月全線開通! さらば“渋滞名所” ついに名神‐東海北陸道がつながる

東海環状道の本巣IC~大野神戸IC間6.8kmが、2025年8月30日の15時に開通します。

残る未開通は1区間

 国土交通省中部地方整備局岐阜国道事務所とNEXCO中日本名古屋支社は2025年7月25日、東海環状道の本巣IC~大野神戸IC間6.8kmが8月30日(土)の15時に開通すると発表しました。

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開通を見据えて企業の進出が相次ぐ東海環状道の大野神戸IC付近。2024年11月撮影(画像:国土交通省中部地方整備局岐阜国道事務所)

 愛知・岐阜・三重3県を環状に結ぶ東海環状道のうち、東海北陸道と名神をつなぐ“左上”の区間がついに全線開通します。あわせて、岐阜県本巣市が整備した公園と隣接する本巣PAもできます。

 この区間は本来、4月開通の山県IC~本巣IC間と同時に開通する予定でしたが、高架橋の下部工事が難航したことから延期されていました。今回の区間が開通すると、東海環状道は153kmのうち約9割にあたる134.6kmが完成します。

 これにより、名神高速の渋滞スポットである一宮JCTを回避するルートが完成。滋賀から岐阜北部、富山方面へ“愛知県を通らずに”直通できるなど、ルートの選択肢が大きく増えます。

 東海環状道で残る未開通部は、岐阜・三重県境の養老IC~いなべIC間のみです。この区間は県境の養老トンネルで大量湧水などに見舞われ工事が難航していることから、開通予定については現在「工程精査中」となっています。 

【マジで革命的!】これが東海環状道の開通区間です(地図/写真)

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