岡山、広島、博多…次々現れる駅名 幕の行先表示、新幹線から消滅か

列車で、車両の横に掲示される行先の表示。近年はLED式が主流で、行先変更時にさまざまな駅名が現れる「方向幕」は減少の傾向です。特に新幹線では残り少なくなっており、近い将来、消えてしまう可能性が高まっています。

ホームでつい見入ってしまうことも?

 列車の車体側面に設けられている、行先などを表示する幕。終点へ到着した列車が、幕の表示を折り返しの行先へ合わせる作業中、さまざまな駅名がそこに現れます。

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東海道・山陽新幹線を走るJR東海700系の方向幕。シートが上下方向へ巻き取られることで、表示が変わる(写真出典:JR東海)。

「方向幕」と呼ばれるこの行先表示は、長いシートにいくつもの駅名や列車名が印刷されており、それを上や下に巻き取ることで内容を変えています。そのため、表示の変更中に各地の駅名やさまざまな列車名が登場。旅情をそこに感じたり、つい見入ってしまった人、少なくないかもしれません。

 しかしこの方向幕、近い将来に新幹線から消えてしまう可能性が高まっています。

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コメント

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1件のコメント

  1. JR東海在籍の700系は引退するのですが、JR西日本に移籍したC編成はしばらく健在?ではないでしょうか?