首都高“最大の難所”で意見真っ二つ!?「合流がこわい」「慣れれば楽しい」走りたいけど走りたくない路線て一体ドコ?

読者アンケートによる「首都高総選挙」を実施。C1都心環状線は好きな路線で2位にランクインするも、「通りたくない路線」でも1位となり大きく意見が分かれました。一体なぜなのでしょうか。

難所すら運転の“アクセント”か?

 では、そんなC1都心環状線が「好き」とされる理由とは何でしょうか。

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都心環状線の日本橋区間(乗りものニュース編集部撮影)。

「ビルとビルの間を縫うようにして走れ都会を感じるため」(運転歴3年以下・男性)

「中心部の近くを通っており、ビジネス街や東京タワー、皇居の堀など都心ならではの景色も間近で見られる」(運転歴30年以下・男性)

「首都高らしい高層ビルに囲まれた景色が非常に優れています」(運転歴10年以下・男性)

「首都高といえばC1だと思う。東京の中心を環状に巡るルートで、1周20分ほどの間に皇居や高層ビル群など目まぐるしく変わる景色が楽しめ、都市の躍動感を間近に感じられるのが魅力」(運転歴30年以下・男性)

 東京の中心をぐるりと巡るC1都心環状線は、C2中央環状線よりさらに内側を走行します。そういった地理的条件から、東京タワーや皇居など、都心ならではの景観を間近に望むことができるため、観光気分が味わえる点が支持を集めています。

 さらに、「どこにでもいける」(運転歴10年以下・男性)、「都心部に住んでいるのでどこに行くにも出発点となる」(運転歴30年以上・男性)と、アクセスの良さや利便性の高さも「好き」の理由として明記されていました。

 加えて、C1の“難所ぶり”そのものが魅力と捉えられている側面もあるようです。

「カーブがきつい、道幅が狭いなど昭和の匂いが残る点が、逆に運転中のアクセントとなって魅力」(運転歴30年以下・男性)

「コーナーもキツくジャンクションが多いため初心者の頃はびくびくしていましたが、慣れてしまえばとても楽しく走ることができます」(運転歴10年以下・男性)

 運転技術に自信のあるドライバーにとっては、C1の複雑で変化に富んだ構造が「飽きのこない走り」を提供してくれるようです。

 なお、C1の日本橋区間については2035年度に地下トンネルが開通予定です。このため、「日本橋再開発による地下化の前に、今しか見られない風景をしっかり目に焼きつけておきたい」(運転歴30年以下・男性)という声もありました。

●アンケート実施概要

・調査機期間:2025年7月16日(水)12時ごろから7月25日(金)18時ごろまで

・調査方法:Googleフォームを利用しての調査

・対象:「乗りものニュース」のSNS(Twitter、Facebook)のフォロワーなど

・有効回答数:100

【首都高の好きな路線は?】アンケート結果を見る(画像)

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