「日本一デカいイオン」から“鉄道空白地帯の街”めちゃ近くなった! ついに延伸「東埼玉道路」 イオン正面突破を避ける“別ルート”もできた!?
埼玉県東部で国道4号「東埼玉道路」が延伸開通しました。鉄道も国道も通っていなかった“空白地帯”の埼玉県松伏町へのアクセスは大変化。しかし既存区間の混雑は相変わらずです。それも避ける“別ルート”もできました。
「東埼玉道路」ついに延伸! 田園地帯に快走路!
埼玉県東部で2025年6月1日、国道4号「東埼玉道路」が延伸開通しました。これにより、鉄道も国道も通っていなかった“空白地帯”の埼玉県松伏町へのアクセスが大きく変わっています。

東埼玉道路は外環道(国道298号)から北進し、春日部市へ至る計画の道路で、国道4号バイパスのさらにバイパスにあたります。沿道には国内最大級のショッピングモール「イオン越谷レイクタウン」が立地しており、その北側、吉川市川藤から3.8km延伸し、松伏町田島まで到達しました。
開通区間は、既存区間から続く広大な中央分離帯が目を引きます。幅員50mにもなるこの道路の真ん中には現在、高架の自動車専用部を通す事業も進行中です。古利根川を渡り中川沿いの区間に入ると、道は対面通行となりますが、専用部(盛土)の用地は川側に確保されています。
松伏町内は遮るもののない一面の田園地帯を貫く快走路となっています。レイクタウンからここまで10分前後で抜けられるようになりました。
松伏は江戸川を挟んで千葉県野田市と接する県境の町です。東埼玉道路の開通で、江戸川の「野田橋」を通じて野田市方面へも行きやすくはなりました。ただ、東埼玉道路の終点から野田橋が通る県道(越谷野田線)は直接つながらず、少なくとも2回の右折が必要。野田橋から越谷野田線も渋滞しがちで、ここの改善は待ち望まれることでしょう。
そもそも、外環道から東埼玉道路の入口(国道298号八条白鳥交差点)もICから離れ、到達しづらい状況です。そして、レイクタウン周辺ではイオンに出入りするクルマなどでかなり混雑します。外環道から松伏、野田方面へ向かう場合に東埼玉道路を“正面突破”するのは、できれば避けたいと思う人も多いのではないでしょうか。
実は、東埼玉道路の延伸より少し早く、高速道路から松伏、野田方面への“裏ルート”のようなものもできています。
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