パイロット最後の命綱「射出座席」 作り続け70年の老舗メーカー、7500人の命救う

生還したパイロットにはネクタイ進呈

 これまでマーチン・ベイカー社製の射出座席を搭載してきた機種は、実に200以上。7万5000席が出荷され、アメリカや欧州製の戦闘機では、マーチン・ベイカー社のものを搭載したことがない機種のほうが少ないほどで、航空自衛隊においてもF-4戦闘機が「Mk.7」を装備しています。また、同社の最新鋭モデル「Mk.16」はF-35、「ラファール」、「ユーロファイター」といった欧米の最新鋭戦闘機にもれなく搭載されています。

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「ユーロファイター」用の「Mk.16」。股のあいだのレバーを引っ張ることで射出座席が動作する(写真出典:マーチン・ベイカー)。

 マーチン・ベイカー社は1957(昭和32)年以降、自社の射出座席で生還したパイロットらを表彰する「エジェクション・タイ・クラブ」活動を行っており、現在は、創業者ジェームズの孫にあたるアンドリュー・マーチンがそれを運営。表彰では証明書、会員カード、パッチとともに、男性にはネクタイとタイピン、女性にはブローチが授与されます。

 ジェームズ・マーチンの理念はこのように、いまなお生き続け、多くのパイロットを生かし続けています。

【了】

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コメント

2件のコメント

  1. このようにアメリカ軍は欠陥戦闘機で日本の空を飛び回り、たとえ墜落して市民が何百人なくなろうとパイロットは生きて、また欠陥戦闘機で飛び回るわけです。

  2. ロシアのズヴェズダのほうが0-0は実用化が早かったんでは
    あと、7500人目がどこの人だったかも気になるな