パイロット最後の命綱「射出座席」 作り続け70年の老舗メーカー、7500人の命救う

戦闘機などに装備されている「射出座席」。これを作り続け、7500人ものパイロットの命を救ったメーカーがあります。その積み重ねられた歴史の背景には、友の死と、死をも恐れぬ献身、そしてなによりパイロットの命を救いたいという切実な願いがありました。

【写真】射出座席で墜落するF-16から脱出する瞬間

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墜落するアメリカ空軍のアクロバットチーム「サンダーバーズ」のF-16から、射出座席で脱出する瞬間(写真出典:アメリカ空軍。この射出座席はマーチン・ベイカー社製ではない)。

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1981年生まれ。航空軍事記者、写真家。航空専門誌などにて活躍中であると同時に世界の航空事情を取材し、自身のウェブサイト「MASDF」(http://www.masdf.com/)でその成果を発表している。著書に『JASDF F-2』など10冊以上。

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コメント

2件のコメント

  1. このようにアメリカ軍は欠陥戦闘機で日本の空を飛び回り、たとえ墜落して市民が何百人なくなろうとパイロットは生きて、また欠陥戦闘機で飛び回るわけです。

  2. ロシアのズヴェズダのほうが0-0は実用化が早かったんでは

    あと、7500人目がどこの人だったかも気になるな