銀座線3駅、歴史と地域性生かしたデザインに 着物、木調、ガス灯取り入れ 東京メトロ

東京メトロ銀座線・三越前、日本橋、京橋駅のリニューアルデザインが決定。それぞれ「着物の街」「橋の街」「時のギャラリー」をコンセプトに、2016年11月から順次、着工されます。

「橋の街」がコンセプトの駅は、木調素材やガラスを活用

 日本橋駅のコンセプトは「橋の街」。ホームは壁や天井に木調の素材が用いられ、江戸時代の日本橋を想起させる空間が演出されます。

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木調の素材が用いられる銀座線・日本橋駅ホームのリニーアルイメージ(画像出典:東京メトロ)。

 天井の低い銀座線コンコースは、明るい天井と間接照明の光で圧迫感を軽減。手すりなどにはガラスが用いられます。東西線も「橋からの景色」をイメージしたデザインに変わります。リニューアル工事は今年11月に着手。2019年度に完成予定です。

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京橋駅改札口(渋谷方)のリニューアルイメージ。ガス灯をモチーフにした柱の照明は時間帯で変化する予定(画像出典:東京メトロ)。

 京橋駅は「時のギャラリー」がコンセプト。東京におけるガス灯発祥の地であることにちなみ、改札口やホームの柱はガス灯がデザインのモチーフに。リニューアル工事は2017年に着手され、2019年度に完成する予定です。

【了】

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