橋脚が「ニョキニョキ生える」謎のエリア…なぜ? 実は県屈指の“巨大交通プロジェクト”の一環だった!

新潟市街地を南北に貫くバイパス道路。2025年現在、この一帯には橋脚の“森”とでも言うべき風景が広がっています。

完成後は巨大バイパスに変貌する!

 新潟市街地を南北に貫くバイパス道路。2025年現在、この一帯には橋脚の“森”とでも言うべき風景が広がっています。なぜこのようになっているのでしょうか。

Large 20250913 01

拡大画像

栗ノ木バイパスに林立する橋脚(乗りものニュース編集部撮影)

 こうした橋脚が次々と“生えている”のは、新潟港と国道8号「新潟バイパス」を結ぶ国道7号「栗ノ木バイパス」の立体化工事の一環によるものです。

 同地のバイパスは、2022年10月の道路切り替えによって、隣接する県道を取り込み“巨大化”しました。そして2023年頃からは、橋脚が林立し始める景観が見られるようになりました。

 もともと栗ノ木バイパスは、上下各3車線の計6車線道路でしたが、県道部分を下り線専用として編入することで、車線数を維持しつつ、上下線が川を挟んで分離される形となりました。

 その分離によって確保された上下線の間の用地に、橋脚の建設が進められています。工事はすでに2022年度に着手され、2025年時点ではかなりの数の橋脚が完成しています。

 橋脚は現在、全体の約70%以上が完成済みです。最終的にはこの区間で83基の橋脚が設置される予定で、2025年3月には紫竹山交差点において、最後の大規模な道路切り替え工事が実施されました。今後は、紫竹山ICを通過するための立体構造や、紫竹山ICに直結する高架ランプ橋などの建設が予定されています。

 将来的には、信濃川の北側に位置する中心市街地の古町エリアから、信濃川にかかる柳都大橋、栗ノ木バイパスを経て紫竹山IC付近まで、約4.4kmをすべて立体化する計画です。これにより、新潟駅から萬代橋を経て古町へ向かう大通りに代わる、ノンストップで通行可能なバイパスが整備され、市街地の慢性的な渋滞を抜本的に解消し、さらには防災機能の強化も図られる予定です。なお、事業の完了時期は現時点では未定です。

 この一連の計画は「万代島ルート線」と総称されます。JR線より北側、栗ノ木バイパスと柳都大橋を結ぶ区間も「沼垂(ぬったり)道路」として2022年度に事業化されました。道路整備と並行して、JR新潟駅の高架化工事も進められており、駅周辺の風景は一変しています。

 2025年8月時点では、駅周辺の整備はまだ途上であり、新潟市街地の万代シテイ方面を目指すには、土地勘がないと少し戸惑う場面もあるでしょう。市街地の道路もまた大きく様変わりしようとしており、各所で工事や整備が進行中です。

【画像】道路のド真ん中に“ニョキニョキ”生えた橋脚

最新記事

コメント

2件のコメント

  1. 30年ほったらかしとかザラですね

  2. ダラダラ工事して終わる感じがしない!

記事ランキング

  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  3. “まるで高速”な無料バイパス「全線4車線化」へ変貌開始! 一部の上下線分離まもなく 対面通行を解消 国道8号
  4. 飛行中の「日の丸特別機」に粋なサプライズ! 天皇皇后両陛下を“最新ステルス戦闘機”がお出迎え
  5. 「危なすぎる!」阪神高速“中の人”がブチギレ!? “衝撃動画”とともに呼びかける「ドライバーが守るべき3つのこと」とは
  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. あと1年足らずで「現金でバス乗れなくなります」 全路線“完全キャッシュレス化”疑問に応えるサイト開設 京王バス
  3. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  4. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  5. 「“再有料化”でいいから4車線化して」→普通車280円になって1年 利用者負担で勝ち取った“効果”あきらかに 八木山バイパス