“ナゾの小屋”から橋がにゅーーーんと延びる!? 全国ここだけの“珍工法”なぜ採用? 「中途半端なJCT」の“足りないランプ”建設中

NEXCO東日本北海道支社がマスコミ向けの視察会で「小樽JCTフル化事業」の現場を公開しました。「ランプが1つ足りない」という中途半端な状態のJCTが変わりつつあります。

1ランプだけ欠落 そもそもなぜ中途半端なJCT?

 後志道の建設が国で決まった当初、このJCTは札幌方面⇔余市方面のランプだけで、小樽⇔余市のランプは計画されていなかったそうです。

Large 20250915 01

拡大画像

夜間架設に向け地組中の本線横断部の橋桁(乗りものニュース編集部撮影)

 それでは不便ですし、外国人にも人気のニセコ方面を観光するうえで、小樽に立ち寄ってもらいにくくもなります。小樽市などが強く要望し、小樽⇔余市のランプも建設が決定。2018年に小樽JCT-余市IC間が後志道として最初に開通した際には、「余市→小樽」方向のランプも開通しました。

 この「余市→小樽」方向のランプは土工中心のため2018年の開通に合わせられたということですが、本線を横断する「小樽→余市」のランプについては橋梁構造のため、後で作ることとしたそうです。以来、この1ランプだけがない中途半端な状況が続いています。

 こうした不完全なJCT仕様は、建設が決まった2000年代、公共事業の経費削減が叫ばれた頃の名残だとか。現在、小樽から余市方面へ向かうには国道5号などを経由していますが、JCTのフル化で「20分くらい時間短縮になるのでは」(池田さん)のこと。

 なお、ランプ工事は2027年1月までの予定ですが、その後で舗装や施設工事を行うため、具体的な開通時期は示されていません。

【確かに小屋から橋…】これが「中途半端なJCT」フル化工事です(地図/写真)

最新記事

コメント

記事ランキング

  1. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  2. 飛行中の「日の丸特別機」に粋なサプライズ! 天皇皇后両陛下を“最新ステルス戦闘機”がお出迎え
  3. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  4. “まるで高速”な無料バイパス「全線4車線化」へ変貌開始! 一部の上下線分離まもなく 対面通行を解消 国道8号
  5. 屋内で息を潜めていたロシア軍の装甲車が「次々に大炎上」 攻撃準備中に急襲される瞬間を捉えた映像が公開
  1. あと1年足らずで「現金でバス乗れなくなります」 全路線“完全キャッシュレス化”疑問に応えるサイト開設 京王バス
  2. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  3. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  4. 「“再有料化”でいいから4車線化して」→普通車280円になって1年 利用者負担で勝ち取った“効果”あきらかに 八木山バイパス
  5. ロシア海軍のステルス艦が「大炎上」 ウクライナの攻撃で撃破される瞬間を捉えた映像が公開