「宅配便ロッカー」駅に設置 再配達の荷物が24時間受け取り可能に 阪急
2016年10月21日、阪急電鉄の5駅にオープン型宅配便ロッカーが設置されます。宅配便の再配達先として指定でき、荷物は24時間受け取りが可能です。
再配達を減らし、二酸化炭素の排出削減も
阪急電鉄とエキ・リテール・サービス阪急阪神が、あす2016年10月21日(金)からオープン型宅配便ロッカー「PUDO(プドー)ステーション」を5駅に設置します。
ヤマト運輸の個人会員(クロネコメンバーズ)が対象。自宅で荷物を受け取れなかった際に再配達先として指定でき、受け取りも24時間可能というものです。設置駅と場所は次のとおり。
・今津駅:改札口外 北側
・仁川駅:西改札口外
・曽根駅:改札口外 東側
・川西能勢口駅:西改札口外
・豊中駅:南改札口外 東側
ロッカーのサービスは、ヤマト運輸とフランスのIT企業・ネオポストシッピング社による合弁会社Packcity Japanが提供。将来的には他社の荷物や通販サイトの初回配達時の受け取り用としての活用も視野に入れているといいます。
インターネット通販の普及などにより宅配便の取り扱いが増えている一方、ひとり暮らしの世帯や共働き世帯も増加。こういった背景から、配達時の受け取り人不在による再配達も増えており、物流の効率化を妨げるひとつの要因になっています。
オープン型宅配便ロッカーはそのような宅配便の再配達を減らす方策のひとつ。阪急電鉄とエキ・リテール・サービス阪急阪神は、ロッカーを設置することで利用者の利便性向上を図るとともに、再配達の減少による二酸化炭素の排出削減にも取り組んでいくとしています。
【了】
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