「山手トンネルもぐるぐるジャンクションもない」──18年ぶりに復活した『首都高バトル』が“懐かしの首都高”を再現!

東京ゲームショウに18年ぶりとなる『首都高バトル』シリーズの新作の試遊ブースを出展していました。

会場ではPS5版の開発も発表された!

 ゲームメーカーの元気は、2025年9月25日から開催された「東京ゲームショウ2025」(幕張メッセにて9月25日〜28日)において、18年ぶりとなる『首都高バトル』シリーズの新作の試遊ブースを出展しました。

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会場のモニターに流れたホンダNSXの映像。同車両も『首都高バトル』新作で使える車両のひとつ(画像:乗りものニュース編集部撮影)

25日には、既に販売中のSteam版に加え、PlayStation 5(PS5)向けにも開発中であることが会場で発表されました。据え置き型、いわゆる家庭用ゲーム機で『首都高バトル』が販売されるのは、2003年の『首都高バトル01』以来、実に22年ぶりとなります。

 会場の試遊台では、Steam版では、マツダ RX-7 TYPE RZ(FD3S)、日産 フェアレディZ(RZ34)、ホンダ シビック タイプR(FL5)、スバル インプレッサ WRX STI spec C(GDBF)、スカイライン GT-R V・spec II(BNR34)など、往年の名車を操作してプレイすることがでます。

 本作の時代設定は2000年代初頭。DE事業本部プロデュース部のプロデューサー・吉永隆一氏は、このような往年の名車に乗れるのが本作の魅力と語ります。

「たとえばRX-7の場合、既に生産終了からかなりの時間が経っており、プレミア価格がついていたり、維持が大変だったりしますが、ゲームの中では自由に走らせることができます」

 また、エアロパーツや各種装備は、実在メーカーの協力により実名パーツでのカスタムが可能となっており、ステッカーなどで自分の愛車をゲーム内でドレスアップすることもできます。

 また、コースとなっている首都高にも注目です。実は2025年現在の首都高ではなく、2000年代の首都高が舞台ということで、山手トンネルや「ぐるぐるジャンクション」こと「大橋ジャンクション」も存在していません。「現在とでは若干レイアウトが違っている道路もあります」と吉永さん。あえてバトルもほどほどに風景を楽しむのもありかもしれません。

 なお、試遊ブースでは、長谷川工業の最新型レーシングシミュレーター「DRAPOJI Lite」に、ステアリングコントローラー「Thrustmaster T598」を組み合わせた設備が使用されていました。レース車両のコックピットのような迫力ある体験が可能でしたが、吉永氏によれば、ステアリングやモニターなどを高級なもので統一しなければ、家庭でも十数万円ほどで同様の環境を構築できるとのことです。

【臨場感ありそう…】これが、レーシング座席のような会場の試遊台です(写真)

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コメント

1件のコメント

  1. Xbox360は家庭用ゲーム機じゃないの?

    首都高バトルXの内容がメインストーリーにもガッツリ絡んでくるし、首都高バトルの過去作情報なんて調べればすぐ出てくるのにいくらなんでも適当すぎませんか?