空自とドイツ空軍「トップ同士の驚愕ツーショット」が公開! 何と空中で握手!? ぶつかりそうな密集編隊飛行も実現
ドイツを訪れた航空幕僚長の森田雄博 空将と、ドイツ空軍総監のホルガー・ノイマン大将がラーゲ基地で共同部隊視察を行いました。
空自とドイツ空軍のトップが空中で握手
航空自衛隊は2025年9月26日、ドイツを訪れた航空幕僚長の森田雄博 空将と、ドイツ空軍総監のホルガー・ノイマン大将がラーゲ基地で共同部隊視察を行ったと発表。その際に、両者が乗った飛行中のA400M輸送機の貨物扉を空け、後方を飛行する日独の戦闘機を背景に握手する記念写真を公開しました。

空自機のドイツへの展開は、9月14日(日)から10月1日(水)まで行われる「北米・欧州親善訪問(Atlantic Eagles)」の一環。日本を出発した機体は、アメリカ・アラスカ州のアイルソン空軍基地、イギリスのコニングスビー空軍基地およびブライズ・ノートン空軍基地を経て、ドイツのラーゲ基地に到着しました。
ドイツ北東部にあるラーゲ空軍基地は元々、旧東ドイツ空軍が使用していた飛行場(民間空港と共用)で、1990年のドイツ再統一からしばらくの間、旧ソ連製のMiG-29戦闘機が配置されていた唯一のドイツ空軍基地でした。その後、同空軍で初めてユーロファイター「タイフーン」戦闘機の実運用を開始した場所でもあります。
空自機のラーゲ基地への展開に合わせ、航空自衛隊のトップである森田航空幕僚長もドイツ入りし、ドイツ空軍総監のノイマン大将とともにその歴史的瞬間に立ち合いました。
公開された写真は、A400Mの機内で森田航空幕僚長とノイマン大将が握手する様子を捉えています。A400Mの後方には、航空自衛隊のF-15とドイツ空軍のユーロファイター「タイフーン」飛行しており、日独の機体による編隊飛行が実現しました。
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