え、コワイ!! ペットを原付のカゴに直乗せで走っても問題ないの? じつは法律違反になるケース有り

犬や猫などのペットはケージやキャリーケースなどに入れてクルマや自転車の籠に載せることが基本です。しかし、時おり自転車や原付バイクの前カゴにペットを直に入れたまま走っているのを見かけます。問題ないのでしょうか。

乗りものの何がペットにストレスなのか?

 犬や猫を動物病院に連れて行くとき、犬なら一緒に外出する際などでもクルマを使うことがあるでしょう。

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自転車の前カゴに犬を直接乗せたイメージ(画像:写真AC)。

 クルマが走り出す前に、ドアと窓が完全に閉まっているか確認が必要です。窓が少しでも開いていたら犬や猫はどうなるでしょうか。犬や猫の習性を知る人なら、どのようなリスクが考えられるか、わかると思います。

 特に猫は、いつもと違う環境やニオイにとても敏感なので、乗車中はおとなしく見えても実は心臓バクバク。慣れない雰囲気でパニックになると、ほんの少しの窓の隙間から外に逃げ出すことも考えられます。

 猫にとってはクルマに乗るだけでもストレスなので、遊び慣れたオモチャや自分のニオイ付きのタオル、そして飼い主さんの優しい声かけなどで、少しでもリラックスさせてあげましょう。

 一方、原付バイクはエンジン音が耳や体に直接響くこと、走行中の風が直に吹き付けること、クルマと同じ車道を走らなくてはならないので周囲の騒音が近いこと等々、小さな体の犬や猫にとってはストレスが大き過ぎる乗りものです。

 まさか、前カゴにペットをダイレクトに乗せる人はいないと思いますが、もしそのようにしていた場合、エンジン音や周囲の騒音に驚いてカゴから飛び出す可能性が高いです。

 人間の想像を超える行動をするのが動物であると理解してください。悲しい事態とならないよう、それを防ぐのは飼い主の行動にかかっています。

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Writer:

猫の魅力や個性を大切にし、猫との日々から見える豊かな世界を伝える。すべての猫が幸せに生きられる未来を願い、その思いを形にして発信します。

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