九州の高速道路、熊本地震前の交通量に回復 北九州~宮崎間開通の東九州道も機能を発揮
東九州道、カンパチに貢献
2016年4月24日には東九州道の椎田南IC~豊前IC間が開通。これにより北九州市から大分市を経て宮崎市にまたがる高速道路ネットワークが完成しました。
東九州道は九州道と並ぶ九州南北軸の物流経路として、特に熊本地震後の輸送において機能を発揮。NEXCO西日本によると、5月30日までにおよそ4200台の災害派遣車両が東九州道を利用したといいます。
鹿児島養殖カンパチの飼料確保や出荷にも貢献。「代替ルートが確保されたおかげで安定した出荷と養殖体制が維持できた」という鹿児島県漁業関係者の声も紹介されています。
北九州市から宮崎市まで東九州道をはじめとする道路が開通したことにより、両都市間の所要時間は、開通前(1988年)の8時間45分から、現在はおよそ半分の4時間20分に短縮されています。
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