え!? 「通称“ゴミ収集車”の本気すぎるプラモデル」キタぞ! 3000円弱でも納得品質…パッカー車呼びの背景に“老舗の矜持”
「第63回全日本模型ホビーショー」では、クルマの新製品プラモデルの発表も多く見られました。その中でも特に話題を集めていたのが、アオシマの「楽プラ スナップキット 日野 デュトロ パッカー車」です。
新たな働くクルマが登場!
2025年10月17日から19日まで、東京ビッグサイトで開催された「第63回全日本模型ホビーショー」では、自動車の新製品プラモデルの発表も多く見られました。その中でも特に話題を集めていたのが、青島文化教材社(以下:アオシマ)の「楽プラ スナップキット 日野 デュトロ パッカー車」です。いわゆる「ゴミ収集車」のプラモデルです。

このキットは、アオシマが展開している人気のプラモデルシリーズ「楽プラ」の一つで、接着剤不要・シールを貼るだけで、リアルな質感の模型が完成するという手軽さが特徴です。
キャラクター系プラモデルでは、接着剤不要で組み立てるだけでも高いカラー表現が可能な製品が主流となっていますが、クルマのプラモデルではそのようなキットはまだ少数派です。従来は細かな塗装や接着剤を用いた組み立てが必要とされ、初心者には敷居が高い印象を与えていました。その「難しいイメージ」を払拭したのが、この「楽プラ」シリーズです。
そのため、同シリーズでは大人向けだけでなく、子ども向けの製品展開も積極的に行っており、今回のキットは、パトカーや救急車に続く「働くクルマ」として登場しました。
「パトカーと消防車はかなり話題になり、すぐに店頭で売り切れて再生産となりました。今回は新たにパッカー車を発売し、(未塗装)サンプルの消防車も展示しています」(メーカーブース担当者)
パッカー車や消防車は、パトカーや救急車と同様、子どもたちに人気の高い車両です。担当者によると、パッカー車のベースとなっている「日野デュトロ」自体の人気も高く、同じく展示されていた平トラック型のデュトロにも「問い合わせが多いですね」とのことでした。
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