【懐かしの自衛隊】ヘリコプターが多種多様! 50年前の「キャンプ富士」ベトナム戦争が終わったばかり海兵隊の姿とは?
今年(2025年)はベトナム戦争が終結してから、ちょうど50年の節目の年です。それまで連戦連勝だったアメリカ軍が事実上の敗北を味わった同戦争は、在日米軍にも大きな影響を与えました。
ベトナム戦争の雰囲気を残す米海兵隊「キャンプ富士」
実弾射撃も可能な本州最大規模の訓練場である東富士演習場が所在する静岡県には、陸上自衛隊の施設だけではなく、アメリカ海兵隊が管理する施設もあります。それが「キャンプ富士」(正式名称:富士営舎地区)です。
キャンプ富士は、東富士演習場のおおよそ中央部に位置しています。
この地は、鎌倉幕府がこの地で軍事訓練を行っていた時代から軍用として使われていた大変長い歴史がありますが、今のような広大な訓練場へと変貌したのは、旧日本陸軍が用いるようになってからです。
 
              
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Writer: 武若雅哉(軍事フォトライター)
2003年陸上自衛隊入隊。約10年間勤務した後にフリーフォトライターとなる。現場取材に力を入れており、自衛官たちの様々な表情を記録し続けている。「SATマガジン」(SATマガジン編集部)や「JWings」(イカロス出版)、「パンツァー」(アルゴノート)などに寄稿。
 
                
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