創作物の話のような現実! 新興企業が“驚愕の短時間”で「無人戦闘機」を開発!! 米空軍史上2例目の「F」の名を冠した機体
アメリカの新興防衛企業であるアンドゥリル・インダストリーズは2025年10月31日、YFQ-44A共働戦闘機(CCA)の飛行実験を行ったと発表しました。
離陸後のスロットル操作や着陸も自律操作
アメリカの新興防衛企業であるアンドゥリル・インダストリーズは2025年10月31日、YFQ-44A共働戦闘機(CCA)の飛行実験を行ったと発表しました。
                
                  
                同機は、将来的には有人機であるF-47などの第6世代戦闘機や既存F-22やF-35などの第5世代戦闘機と共同して空戦を行うことが想定されている自律飛行可能な無人機になります。8月に初飛行したジェネラル・アトミックス製のYFQ-42Aと共に、アメリカ空軍史上初めて、戦闘機を意味する「F」の文字を冠された無人機体でもあります。
飛行試験は、タキシングから初飛行まですべてAIによる半自律操作で行われたとのことで、自身でミッション計画を遂行し、人的指示に依存せず飛行制御やスロットル調整を行い、ボタン一つで帰還と着陸を行ったそうです。
初飛行を終え、同機の開発を担当しているジェイソン・レビン博士は「飛行試験は、我々、空軍、同盟国、そして敵に対して、これらの『ゲームチェンジャーの技術』に関する主張が言葉だけでなく現実であることを示す場です。それらは現実のものであり、今日まさに空を飛んでいます」と述べました。
なおYFQ-44Aは設計からわずか556日で半自律飛行を果たしたとのことです。有人戦闘機ではありえない開発スピードの速さも、無人戦闘機開発の特徴でもあります。





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