ついに動いた!? 自衛隊「1/2tトラック」後継選び トヨタ製4駆 “謎名称” で複数調達したワケ

JMS2025でトヨタのランドクルーザーFJが日本初公開され、注目を集めています。その一方で、防衛装備庁ではランドクルーザーベースの新たな試験車両を複数契約していました。これが新型の1/2tトラックになるのでしょうか。

試験車両はトヨタの「ランドクルーザー」で確定

 防衛装備庁によると、このたび契約を結んだ民間オフロード車はトヨタ製の「ランドクルーザー」で間違いないとのことです。ただ、ランドクルーザーのどのモデルかまでは不明でした。

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トヨタ「ランドクルーザー70」の3ドアモデル。いわゆるショートボディ仕様で日本未発売のモデルだ(画像:トヨタ)

 車両の仕様書では、全長5400mm以下、全幅1900mm以下、全高1960mm以下、乗車定員は5名以上、エンジン形式は水冷4サイクルが求められています。

 現用の1/2tトラックのサイズは全長4140mm、全幅1765mm、全高1970mm、乗車定員は6名、エンジンは排気量2.4リッターの水冷4サイクル直列4気筒DOHCターボディーゼル(2013年以前のモデルは排気量2.8リッターの水冷4サイクル直列4気筒SOHCターボディーゼル)を積んでいます。

 一方、「ランドクルーザーFJ」は全長4575mm、全幅1855mm、全高1960mm、乗車定員は5名です。なので、全長や全幅はひと回り大きくなります。

 そこで、もう1車種近いサイズとして候補になりそうなのが、日本未発売のモデル「ランドクルーザー70」の3ドアバージョンです。

「ランドクルーザー70」のショートボディ仕様である同モデルは、全長4235mm、全幅1870mm、全高1910mm、乗車定員は5名で、全幅こそ「ランドクルーザーFJ」より若干大きくなるものの、全長は現行の1/2tトラックにだいぶ近くなります。

 なお、エンジンは「ランドクルーザー70」の場合、2.8リッター水冷4サイクル直列4気筒ターボディーゼルの設定があるため、その点で自衛隊の燃料体系に合うほか、防衛装備庁の仕様書にも合致します。

 防衛装備庁では、「小型トラック」という名称は、現在使用されている1/2tトラックを含む小型のトラック全般を示す一般名詞として使ったと説明していましたが、「ランドクルーザー」をベースにしていることを考えると、陸上自衛隊の次期小型車両の選定に向けた第一歩となる可能性は十分にありそうです。

 なお、納入後の各種試験は、防衛装備庁ではなく陸上自衛隊のみで実施される予定で、具体的な実施部隊は検討中とのことでした。

【写真】これが仏軍&ポルトガル軍仕様の「ランクル」です

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コメント

1件のコメント

  1. トヨタの車体は弱いとまでは言わないが、三菱と比べると貧弱。

    電装系も故障が多く、エンジンに至っては耐久性と出力が偽装されていた事が発覚した。

    非正規戦闘目的の警察車両ならまだしも正規戦闘想定ならトヨタの信頼性は欠ける。

    実際ウクライナ戦線でも砲火の飛び交う激しい戦場はトライトンやパジェロが活躍しているが、ランクル、ハイラックスは足回りやギア類の故障が頻発してるとか。

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