成田空港至近に「航空ファン必見の新スポット」出現→行ってみたら「景色も臨場感もイイわ…」

成田空港の南にある航空科学博物館は、空港を一望できる本館屋上を一般開放しました。「まさに航空ファン必見の新スポット」と紹介されるこのエリアは、どのようなものなのでしょうか。

実際に行ってみたら「結構迫力ある…」

 実際に屋上から眺めた成田空港や発着する機体はどのようなものでしょうか。筆者が訪れた日は、あいにく前線の影響で雲が低く垂れこめ、特に午前中は霧雨が降り視界が悪く、撮影向きの日でありませんでした。しかし、「まさに新スポット」なのは確かでした。

 屋上と5階の展望展示室は1階しか違わないため、目の前を飛んでいく航空機の大きさはさほど異なりません。しかし、窓ガラスはない分、直に自然の風を感じることができます。航空燃料の灯油と同じ匂いや、着陸時に滑走路でこすられたタイヤの軽く焦げる匂いが風向きによってかすかにながら流れてきます。この日は主翼が上げる水蒸気の渦があたかも音を立てているように見え、離陸時は低く唸るエンジン音が聞こえてきました。

 何よりもうれしいのは窓ガラスがないために、室内の反射を気にせずに航空機を撮影できることです。訪れた日は北寄りの冷たい風も吹いていたため、来館者はさほど長い時間、屋上にいませんでした。しかし、これからの季節も防寒対策をしっかりとして臨めば、「まさに航空ファン必見の新スポット」からの眺めを楽しむことができるのは間違いありません。

【写真】これが「まさに航空ファン必見の新スポット」から見た飛行機です

Writer:

日本各地の名産や景勝に興味があり、気ままに目的地を決めて2泊3日程度の 小旅行を楽しんでいる。

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