SNS映え観光地と化した「現役空母」がまさかの復活へ!? 近代化改修で驚くべき姿に! タイの「チャクリ・ナルエベト」
タイで事実上の広報艦となっていた空母「チャクリ・ナルエベト」に、近代化改修が施されることが決定しました。今は観光客をどっさり載せていますが、将来はある兵器をどっさり載せる空母になるかもしれません。
こうして“動かせなくなった”チャクリ・ナルエベト
そんな「チャクリ・ナルエベト」がなぜ、稼働の機会を失っていったのかといえば、やはりカネの問題です。
同艦は現時点でも世界最小の空母ですが、それでも稼働には巨額の経費が必要とされます。このため国防費の削減は同艦の行動も制約し、タイ経済が通貨危機の影響から脱却した2000年代初頭までは、月に1日程度しか航海できなかったとも伝えられています。
その後「チャクリ・ナルエベト」は2004年に発生したスマトラ沖地震や、2010年と2011年にタイで発生した洪水などの大規模災害救助で大きな役割を果たしたものの、タイ海軍が水上戦闘艦や大型揚陸艦などの整備に多額の経費を投じたことから、同艦の経費は削減され、ラヨーンに係留されたままとなりました。





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