入港前からテンション爆上がり!? 自衛艦乗員の“寄港地ルーティン” 定番の場所から動かない隊員も…?

常に動き続ける護衛艦に乗っている海上自衛官にとって、寄港は心身ともにリフレッシュできる貴重な時間のようです。とはいえ、やることは概ね決まってくる模様です。

自衛艦には積んでないものを求めて

 さらに自衛艦ではアルコール類が飲めないので、飲み会もおのずと多くなるのだそう。それぞれの港町でしか味わえない名物を仲間とシェアしながら盛り上がり、帰艦時間ギリギリまで食べ歩きを満喫し、当直員にちょっとしたお土産を持ち帰るのも寄港地あるあるです。ちなみに、寄港地関係なく停泊時の当直員へのお土産は某ドーナツが定番だと、前出のやこさんが教えてくれました。

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鹿児島港に寄港した練習艦隊の「かしま」(手前)と「はたかぜ」(画像:海上自衛隊練習艦隊)。

 ショッピングも忘れちゃいけない寄港時の「娯楽」です。普段は艦内に最低限の物しか持ち込めないので、ここぞとばかりに日用品の補充から最新ガジェットのチェックまで、心ゆくまで買い物を楽しむようです。家族へのお土産もここで調達します。呉ならもみじ饅頭、長崎ならカステラを、帰宅した隊員からもらったご家族も多いのではないでしょうか。

 ちなみに、寄港地では申請をすれば外泊もできます。寄港地が実家に近い人などは、寄港地休暇をとって一時的に帰省する人もいます。久しぶりに家族や懐かしい友人の顔を見るのは何にも変え難い時間ですね。

 こうして見てみると、寄港地での過ごし方は人それぞれ。温泉で湯けむりに包まれるもよし、ご当地グルメで舌鼓を打つもよし、買い物でリフレッシュするもよし、はたまた艦内でひたすら寝るも……、よし!

 どの過ごし方にも共通しているのは、みんなが「次の航海もがんばるぞ!」と英気を養っているということ。もし港町で上陸中の隊員を見かけたら、普段の任務からいっとき解放されてのんびりしているんだなあと、そっと見守ってあげてください。

【マンガを読む】それ必要? 寄港地で発動「自衛官あるある」とは?

Writer:

漫画家・デザイナー。夫のやこさん、娘のみーちゃんと暮らすのんきなオタク。海自にはまってからあれよあれよと人生が変わってしまった。著書「海自オタがうっかり『中の人』と結婚した件。(秀和システム)」「北海道民のオキテ(KADOKAWA中経出版)」各シリーズ発売中。

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