県内ほぼ全線が「4車線化or立体化」! 国道8号の「加賀拡幅」12月全線開通

国道8号の「加賀拡幅事業」区間が、全線4車線で開通します。

加賀拡幅6.4kmが4車線化

 国土交通省北陸地方整備局金沢河川国道事務所は2025年11月19日、国道8号の「加賀拡幅事業」区間が、12月1日(月)朝6時に全線4車線で開通すると発表しました。

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4車線化を控えた加賀市津波倉町の国道8号加賀拡幅事業区間(画像:国土交通省北陸地方整備局金沢河川国道事務所)

 加賀拡幅は、石川県加賀市の箱宮町(小松バイパス終点)~黒瀬町間6.4kmを拡幅する事業です。2003(平成15)年度に事業化し、これまで東側2.0kmと西側2.2kmが4車線化しています。そして今回、残りの松山町~加茂町間2.2kmも拡幅し、6.4kmの全線が4車線で開通します。これにより石川県内の国道8号は、ほぼ全線が4車線以上もしくは立体道路となります。

 金沢河川国道事務所によると、慢性的な渋滞は4車線化により徐々に解消しており、今回の開通で全線での渋滞解消が期待されるといいます。

 さらに渋滞解消により、安全性の向上や、隣接する国道8号小松バイパスと一体となり地域間の連携強化・観光支援にも寄与するとしています。

【地図】国道8号「4車線化」区間を見る(画像)

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