韓国初のオリジナル戦闘機「これ、ステルス機なんですか?」開発元を直撃! 傍らには発展型まで展示

韓国初の国産戦闘機KF-21「ポラメ」は一見するとF-35「ライトニングII」やF-22「ラプター」に似た形状をしています。実のところ、どこまでステルス性が付与されているのか、メーカー担当者を直撃しました。

欧州戦闘機よりは見つかりにくい

「ソウル ADEX 2025」の会場にいたKAIの関係者に「KF-21はステルス機なのですか?」とストレートに聞くと、「ステルス技術が適応されています」と答えてくれました。

Large 20251201 01

拡大画像

「ソウル ADEX 2025」にてデモンストレーション飛行するKF-21の試作5号機(布留川 司撮影)。

 KAIの説明によると、相手からの探知を逃れるための基準として、RCSや機体からの赤外線放出を低減して探知されにくい機体をRO(Reduced Observability:被探知性の軽減/低減)と呼び、ステルス機のように低視認性を設計に盛り込んだ機体をLO(Low Observability:低被探知性)やVLO(Very Low Observability:極低被探知性)と呼ぶそうです。

 そして、「ラファール」やF/A-18E/F「スーパーホーネット」、「ユーロファイター」などの第4.5世代戦闘機はRO、F-35やF-22のようなステルス戦闘機はLOやVLOに分類されます。

 KF-21はステルス機ではないもののROを想定した設計であり、さらにRCSで比較すると「ラファール」や「ユーロファイター」よりも低いと述べていました。つまり、高度なステルス性はないものの、非ステルスの現役戦闘機と比べたらレーダーには探知されにくい機体ということになります。

 また、KF-21は現時点では完全なステルス機ではありませんが、研究中の「ブロックIII」と呼ばれるアップグレード型では、機体内部に兵器類を収納できるウェポンベイが新たに追加されるため、F-35のような完全なステルス機になる模様で、メーカーでもそれを目指しているとのことでした。

【写真】これが完全ステルス化したKF-21戦闘機です

最新記事

コメント

2件のコメント

  1. 現状、ステルス擬と言ったところ、ステルスは形態だけじゃなくて機体製造の方法やステルス塗装があって初めて効果を示すが、ステルス塗装は実用化してなく、ウェポンベイの開閉扉は技術的にも大変難しい。強力なレーダーからは丸見えだろう!そしてファーストルック、ファーストキルの為の長距離ミサイルが必要!故に、ステルス擬が正解!

  2. エンジンがスパホと同じなので、スパホと比べて RO がどのくらい進化したのか、気になりますね…

記事ランキング

  1. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  2. 「“再有料化”でいいから4車線化して」→普通車280円になって1年 利用者負担で勝ち取った“効果”あきらかに 八木山バイパス
  3. 東京のベッドタウンにできた「道の駅」ウワサ通りの大盛況! 海ないのに「海産物がうまい!」…それこそが人気の秘訣?
  4. 「春日部」から独立「県内8番目のナンバープレート」実現なるか? 新「ご当地ナンバー」導入へ早くも動き これから各地で?
  5. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  1. あと1年足らずで「現金でバス乗れなくなります」 全路線“完全キャッシュレス化”疑問に応えるサイト開設 京王バス
  2. 「“再有料化”でいいから4車線化して」→普通車280円になって1年 利用者負担で勝ち取った“効果”あきらかに 八木山バイパス
  3. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  4. ロシア海軍のステルス艦が「大炎上」 ウクライナの攻撃で撃破される瞬間を捉えた映像が公開
  5. 「春日部」から独立「県内8番目のナンバープレート」実現なるか? 新「ご当地ナンバー」導入へ早くも動き これから各地で?