鹿児島の“幹線国道”6日にバイパス全線開通 「信号減&カーブ減」の新ルートでスイスイに 7.5kmの古江バイパス延伸

国道220号古江バイパスが、2025年12月6日に全線開通します。

国道220号古江バイパスが全通

 国道220号古江バイパスが、2025年12月6日(土)16時に全線開通します。

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全線開通間近の国道220号古江バイパス。2025年11月撮影(画像:国土交通省九州地方整備局大隅河川国道事務所)

 国道220号は、宮崎県宮崎市から日南市、鹿児島県志布志市、鹿屋市、垂水市などを経由して霧島市に至る大隅半島の幹線道路です。

 このうち鹿屋市白水町から垂水市新城にかけては、1989年度から古江バイパスの事業が続いており、これまでに鹿屋市古里町交差点からまさかり交差点(垂水市新城、終点)までの5.2kmが開通しました。これにより難所だった古江坂の線形不良9か所が解消されています。

 今回開通するのは、残りの鹿屋市一里山交差点(鹿屋市白水町、起点)から鹿屋市古里町交差点までの2.3kmです。現道は鹿屋体育大学の北側を通りますが、バイパスは幅員15m、車道2車線で南側を通ります。これにより線形不良の解消、信号交差点の減少により、走行性や安全性の向上、交通の円滑化が期待されるといいます。

 今回の開通で古江バイパスは7.5kmの全線がつながります。鹿児島市からフェリーを利用して鹿屋市中心部や志布志市方面へ移動する際のルートが改善します。

【地図】国道220号「古江バイパス」の開通ルート

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