「韓国生まれ、オーストラリア育ち」の豪軍新型自走砲、オーストラリア国内で初実射! 迫力の“発射の瞬間”捉えた写真が公開
2027年までに30両が納入される予定です。
配備開始に向けて準備着々
オーストラリア陸軍は2025年12月3日、同軍が採用した最新鋭の自走榴弾砲であるAS9「ハンツマン」の実射試験をオーストラリア国内で初めて実施したと発表しました。
試験は12月1日、オーストラリア南東部に位置するビクトリア州のプッカプンヤルで実施され、1両のAS9のほか、砲兵学校および第4砲兵連隊の兵士らが参加しました。AS9は、オーストラリア陸軍がこれから配備を進める予定の新型自走榴弾砲で、今後2年間で30両が調達されるほか、弾薬給弾車であるAS10も同時に15両の調達が予定されています。
ちなみに、このAS9は韓国の大手防衛関連企業であるハンファ・エアロスペースが製造するK9自走砲のオーストリア陸軍向けバージョンで、オリジナルとは搭載システムなどに変更が加えられています。
また、生産はビクトリア州に新設された現地工場であるハンファ装甲車生産センターで行われており、AS10とともに2027年までの納入完了を目指して生産体制が整えられています。





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