圏央道ができてきた! 「千葉唯一の未開通区間」18.5kmの開通見込みは盤石? 「4車線化」も視野に
圏央道・大栄JCT~松尾横芝IC間の建設工事が進んでいます。
建設進む大栄~松尾横芝
2025年12月1日、国土交通省関東地方整備局とNEXCO東日本関東支社が、圏央道の建設工事の状況について情報共有する会議を開催。この中で、進捗状況や今後の見込みなどが話し合われました。
両者は千葉県内で、圏央道の大栄JCT~松尾横芝IC間18.5kmの建設を進めています。
用地は2013年度に買収に着手し、すでに取得が完了。現在は、全線にわたり改良・トンネル・橋梁・舗装の工事が進んでいます。
2025年1月には、途中2か所に設置するICの名称が「圏央成田IC」「多古IC」に決まりました。圏央成田ICは成田空港の東側に位置し県道44号成田小見川鹿島港線に、多古ICは国道296号にそれぞれ接続します。
全体事業費は約1940億円でしたが、地質条件を踏まえた工法の追加、用水管や送電線への影響を考慮した構造・工法の変更などで約100億円、資材費や労務費の高騰で約100億円が上乗せされ、約2140億円に増えています。
大栄JCT~松尾横芝IC間の開通見込みは2026年度の見込みですが、北半分の大栄JCT~多古IC間は、1年程度の前倒しを目指しているといいます。
また、大栄JCT~松尾横芝IC間は現時点では暫定2車線で建設が進んでいますが、将来の4車線化に向けて事業費の精査を進めるとしています。





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