成田空港に「JALのロゴが入った巨大珍貨物機」降臨 その正体は? “世界最強エンジン”搭載の「国内航空導入ゼロ機」
JAL(日本航空)が2025年12月10日より、アメリカの貨物航空会社「カリッタ航空」とのコードシェア便として、「ボーイング777-300ERSF」をシカゴ~成田線へと投入開始しました。今回投入された機体はJALのロゴマークが入った特別塗装機。さらにこの機種を用いる航空会社は、日本にはありません。
週3往復を計画
JAL(日本航空)が2025年12月10日より、アメリカの貨物航空会社「カリッタ航空」とのコードシェア便として、「ボーイング777-300ERSF」をシカゴ~成田線へと投入開始しました。今回投入された機体はJALのロゴマークが入った特別塗装機。さらにこの機種を用いる航空会社は、日本にはありません。
ボーイング777-300ERSFは、旅客機「777-300ER」をベースに貨物機として改修した機体で、2025年より実用化されたモデルです。
ベース機の777-300ERは、JALやANA(全日空)も導入している機体で、全長73.9m、全幅64.8mもある大型の機体。最大航続距離は約1万4000kmにおよび、搭載するゼネラル・エレクトリック社製の「GE90-115B」エンジンは、「世界でもっとも強力なターボファンエンジン」としてギネス記録に認定されています。777-300ERSFのペイロード(搭載量)は102tで、在来型の777Fよりも多くの貨物を搭載でき、747-400Fよりも優れた燃費効率での運航を可能とする機材といいます。
777-300ERSFによる成田~シカゴ線の2社のコードシェア便は週3往復を計画しており、運航はカリッタ航空が担当しているとのことです。





コメント