iPhoneひとつで航空機整備を 「業界標準」目指しアプリ開発 JAL

「業界標準」目指し開発 ほかの航空会社も採用へ

 このアプリはJALとIBMが共同で、整備士が使う“業界標準”を目指して開発されました。IBMモバイル事業統括本部の藤森慶太事業部長は、「単なるシステム開発ではなく、整備業務そのものの変革が目的。ドックに移動するまでの5分、整備を始めてからの10秒、20秒でどんな機能が必要かを、JALとともに徹底的に考えました」と話します。

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JAL第2格納庫でボーイング787型機を前に、実際の整備士によってアプリが披露された(2016年12月14日、中島洋平撮影)。

「取扱説明書もいらないシンプルなシステムで、世界中の同業に『こんなアプリがあると便利だな』と思ってもらえるのではないか」とJALエンジニアリングの西山さん。すでに、フィンランドのフィンエアーが採用を決定しているほか、数社が導入を検討中だそうです。

 アプリには将来的に、キャビンアテンダントやパイロットとの情報連携機能を装備することも見据えられています。IBMの藤森さんは「これからも、“プロフェッショナル”の業務を変えていくアプリを開発していきたい」としています。

【了】

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