海保が「前代未聞の巨大巡視船」建造企業を公募! いよいよ来年度に起工へ 完成はいつ?
海上保安庁は、「多目的巡視船」1隻の建造契約を希望する事業者の公募を開始しました。
「多目的巡視船」建造企業を公募
海上保安庁で最大となる巡視船の建造に向けた動きが本格化します。海上保安庁の装備技術部船舶課は、「多目的巡視船」1隻の建造契約を希望する事業者の公募を2025年12月15日から開始しました。今月30日まで提出書類を受け付けるとしています。
多目的巡視船の全長は約200m、幅約27m、総トン数は約3万1000トンになる見込み。現時点で最大級の巡視船「れいめい」(6500トン)の4倍以上となります。
なお、海上自衛隊のヘリコプター搭載護衛艦である「ひゅうが」「いせ」は全長197m、全幅33m、基準排水量1万3950トン。「いずも」「かが」は全長248m、幅38m、基準排水量1万9500トン(改修前)です。
多目的巡視船は今後、2026年度に起工し、2028年度に進水、2029年度の引き渡しが予定されています。なお、船体の引渡期限は2030年3月15日まで。機器などの取扱い習熟の回航準備や、訓練を目的とした係留場所などの提供に関しては、2030年3月31日までが履行期限となっています。
多目的巡視船は主に、大規模災害時の被災者支援や有事における住民避難、領海警備などに使用することが想定されています。
船体にはヘリコプターを2機運用可能な甲板のほか、多人数を収納可能な船内スペース、RORO式の車両甲板、複数の搭載艇、多目的クレーン、コンテナ積載スペースなどを備える予定。高度な指揮・通信機能も付与する方針が示されています。
海上保安庁は、今年度予算で多目的巡視船の調達費用として139.3億円、補正予算では140億円、来年度予算の概算要求には39.1億円を計上しています。なお、総事業費は約680億円となる見込みです。





空母よりデカい巡視船等、使い道が分からない。