外環道の料金、均一制から対距離制に移行 迂回利用時には割引適用

2017年2月26日から外環道の料金形態が変わります。ETC利用の場合、均一制から対距離制に移行。首都高都心環状線内のICを発着し外環道を迂回利用する際の料金調整も導入されます。

「大泉JCT~川口JCT」「川口JCT~三郷JCT」は料金据え置き

 NEXCO東日本と首都高速道路は2016年12月20日(火)、外環道の通行料金を2017年2月26日(日)午前0時から対距離制を基本とした料金形態に移行すると発表しました。

 同日の圏央道・境古河IC~つくば中央IC間開通にともなうもの。現在、外環道の料金は510円均一(普通車。以下同じ)ですが、変更後のETC料金は下限270円、上限750円の範囲内で利用距離に応じて変動します。

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圏央道の境古河IC~つくば中央IC間が開通する2017年2月26日に、外環道では対距離料金に移行する(画像出典:NEXCO東日本)。

 たとえば、大泉JCT~和光IC間3.2kmは270円、大泉JCT~三郷南IC間33.5kmは750円です。ただし大泉JCT~川口JCT間、川口JCT~三郷JCT間は現行と同額の510円に据え置きです。

 非ETC車については均一制を継続。1回につきETC車の最大料金である750円が適用されます。ただし和光ICや和光北ICから大泉JCTまでなど、末端方向への短距離利用は当面、510~670円とされます。

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