EVバスが増えたら「街が停電する」可能性アリ!? 実際どうなのか? リスク回避に必須の「賢い運用」とは?

1都市を走る路線バスの大半をEVバスにする取り組みも始まるなど、今後、EVバスの大量導入が見込まれます。ただ、特定箇所に集中してEVバスが増えると、「街が停電する」ことはないのでしょうか。

実は“法令” 全国的な課題に

 200台以上の車両を持つバス事業者(タクシーは300台)は、「エネルギーの使用の合理化及び非化石エネルギーへの転換等に関する法律」(通称、省エネ法)において、特定輸送事業者に指定されています。特定輸送事業者は2030年までに保有車両の5%(タクシーは8%)を、電動化を含む非化石エネルギー自動車へ転換をする中長期計画を策定することが義務付けられています。

 また、同時に充電する電力に対しては、再エネ出力制御時への電力の需要シフトや、電力の逼迫時に対応するため、時間帯別の電力使用量を報告する必要があります。

 現状のディーゼルバスを20年使用していると仮定すると、2030年までに5%の車両を保有するためには、各年度に入れ替える車両のうち20%を電動化することになります。全国的な電気バスの普及を進めるためには、車両導入と同時にEMSとの組み合わせは必須といえるでしょう。

【え…!】EVバスが増えると「電気料金も上がる」可能性アリ!?(画像)

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大学における研究成果の社会実装を目的に、電動バスや燃料電池車両の開発から、各地の地方自治体でそれらを活用した地域公共交通の計画策定や、地域が主体となったコミュニティ交通導入を実施。

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コメント

2件のコメント

  1. EV車だと空調は使えないし冬は特に寒いのでは?みんな湯たんぽ抱いて乗らないと寒いかも。

     

  2. 鉄道ではVVVF制御車の増加によって回生電力が余剰になる傾向が有るので、鉄道会社とバス会社との共同で余剰回生電力を電気バスの充電に充てられる様な仕組み作りが必要と思います。