中部横断道・佐久南~八千穂間のIC名称が決定 2017年度開通へ レタス出荷にはずみ

中部横断道の長野県側、佐久南~八千穂(仮称)間のIC名称が決定。2018年度の開通に向け事業が進められています。

レタスの出荷エリア拡大にも貢献

 国土交通省関東地方整備局と長野県、佐久穂町は2016年12月27日(火)、建設を進めている中部横断道・佐久南~八千穂(仮称)間のIC名称が決定したと発表しました。

 延長14.6kmの延伸区間には、新たにみっつのICが設けられます。名称は以下のとおり。かっこ内はこれまでの仮称と所在地です。

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延長14.6kmの延伸区間には、新たに佐久臼田、佐久穂、八千穂高原ICが設けられる(画像出典:国土交通省)。

・佐久臼田IC(臼田IC、長野県佐久市)
・佐久穂IC(佐久町IC、同・佐久穂町)
・八千穂高原IC(八千穂IC、同)

 この区間では現在、大規模橋梁やトンネルがすでに完成しており、今後は盛土や切土、橋梁などを中心に工事が進められます。開通は2017年度の予定です。

 国土交通省によると、レタスの栽培が盛んな佐久地域では、2004(平成17)年から、2011年の佐久小諸JCT~佐久南IC間開通を経て、2014年までに、首都圏へのレタス出荷量が1.3倍に伸びたそうです。今後、中部横断道が延伸することで輸送時間が短縮され、海外を含めた出荷エリアの拡大などが期待されるといいます。

【了】

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コメント

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5件のコメント

  1. 肝心のレタスの作り手、いつまでもいると思うな。

    • 大規模化すれば問題ないでしょ。

  2. 中部縦貫自動車道は長野・山梨側より静岡・山梨側に作る必要があると思います。
    長野側は既に長野自動車道があるからそこまで重要ではないが、山梨・静岡側は静岡に抜ける道路だけでなく中央道から新東名に流す役割を持っているからなおさらに重要な訳です。

  3. 「みっつ」のIC…。ミッツマングローブかよ。

  4. 中部横断自動車道は早く山梨まで繋いでほしい。
    中央道と東名はもう圏央道で繋がっているのだから、それよりも早く最優先に佐久と韮崎を繋ぐべきだ!