着陸には要クルマ? 偵察機U-2Sが現役のワケ 冷戦の生き証人、2050年まで飛び続けるか

原型機の初飛行から60年間現役で、さらに2050年まで運用されるかもしれない偵察機、U-2S。アメリカ空軍をして「世界で最も操縦が難しい飛行機」と言わしめますが、はたしてどんな飛行機なのでしょうか。

それでも飛ばし続けるもっともなワケ

 U-2Sの、「グローバルホーク」に対する利点は主にふたつ挙げられます。

 第一に、U-2Sは搭載能力が大きいため、多数のセンサー類を持ち運ぶことが可能で、「グローバルホーク」に比べ情報収集能力に勝ります。

 第二に、「グローバルホーク」はあまりにも金食い虫です。U-2Sと同等の情報収集能力を得られるようになった最新型の「グローバルホーク ブロック30/ブロック40」は、1セットあたり140億円と高価すぎて調達が困難であるだけでなく、1飛行時間あたりのコストはU-2Sの約24万円に対し67万円と3倍近くかかります。そのため安価で高性能なU-2Sを、おいそれと退役させることができない状況にあるのです。

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U-2Sのパイロット用与圧服。ヘルメット左テーブルの上のものは食事用チューブで、喉元の穴から差し込んで口にくわえ摂取する。胴部分の上ものは排尿用チューブ(関 賢太郎撮影)。

 ロッキード・マーティン社は、U-2Sの後継機となるドローン「TR-X」を発表しつつも、U-2Sの運用寿命を2050年まで延長する計画を提示しており、U-2Sは老いてますます盛んな現役機であり続けることになる可能性も秘めています。

【了】

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コメント

2件のコメント

  1. 映画ブリッジオブスパイでパワーズ事件がエピソードにあり、興味を持って劇場の帰りに世界の傑作機をポチった。

    パワーズ機は日本に関係した事件をやらかしていたのは、知らなかった。

    ググれば簡単に出てくるが、けっこう怖い事件だ。

  2. Is online gambling legal in US

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