総武線と常磐線をつなぐ「新たな路線」構想が具体化! 日中は毎時6本の運転を想定 “閑散とした貨物線”を活用
東京都葛飾区は、区内を縦断する貨物線「新金線」の旅客化に関して、来年度から事業化計画の策定に向けた調査検討に着手します。
事業化計画の策定に向けた調査に着手
東京都葛飾区は、区内を縦断する貨物線「新金線」の旅客化に関して、今年度に整備構想を策定し、来年度から事業化計画の策定に向けた調査検討に着手します。区は2026年1月、事業化計画の策定支援を行う事業者を選定する公募型プロポーザル(企画提案)を公告しました。
新金線は総武線の新小岩付近(新小岩信号場駅)と常磐線の金町をつなぐ、約6.6kmの貨物線です。単線ですが、貨物線の西側に複線化用地が確保されており、わずかな本数の貨物列車や団体臨時列車などが走っています。区は当初、旅客化に関しては通常の鉄道やLRTでの旅客化も検討していました。
ただ、平面交差する新金線と国道6号との交差方法、高架化が必要になる高砂踏切付近や金町駅への接続など、施設計画上の課題によって事業費増大が確認されたため、BRTで旅客化を目指す方針を決定しました。
区は2025年9月、「新金線を活用した新たな交通システム整備構想骨子(案)」、12月に整備構想案をまとめています。整備構想案には、新金線の複線化用地に専用道を整備し、新たな交通システムを構築することが明記されました。
先述の金町駅付近や国道6号との交差部などの課題を踏まえ、当面は北側区間は一般道路を利用する段階的な整備を目指す方針も盛り込んでいます。運行本数はピーク時10本、オフピーク時6本を想定。区内の南北の基幹交通として輸送力を確保するため、連接車両となる見込みです。
整備手法は区が専用道や駅、車両などを整備・保有し、民間または第三セクターが運行管理を担う「公設型上下分離方式」の採用を前提として検討が進む見込みです。





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