空の「じゃじゃ馬」E-2C早期警戒機 パイロットが語るその特徴

背中にお皿型のレーダーを載せたE-2C早期警戒機。一風変わった見た目が特徴的ですが、その操縦もほかとは少々違うようです。同機へ搭乗する現役自衛官に、その特徴などについて話を聞きました。

飛行場運用でも、大きなメリットがある空母艦載機E-2C

 E-2Cは、ほかにも様々な面で艦載機としての特徴が残されていると、第603飛行隊長の小池2佐はいいます。

「狭い空母で場所をとらないように、主翼をたたむことができます。航空自衛隊が戦闘機として採用しているF-4『ファントムII』も、もともと艦載機なので主翼を折りたためますが、両機ともに主翼をたたむと、ほぼ同じ横幅になります」

 主翼を広げた状態で、E-2Cの全幅は24.56m、F-4は11.71mと倍以上の差があります。

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空母から発艦するアメリカ海軍のE-2C。同機は空母で運用する艦載機として設計されたため、頑丈に造られており、それが耐用年数にも表れている(写真出典:アメリカ海軍)。

「空母の飛行甲板と格納庫を結ぶエレベーターに、サイズの制限が設けられていたからです。空母への着艦時に、飛行甲板へ張られた拘束ワイヤーをひっかけるためのフックも、E-2Cにはそのまま装備されています」(第603飛行隊長 小池裕晃2佐)

 艦載機としてのこうした設計は、飛行場で運用するうえでも大きなメリットがありました。着艦の衝撃に耐えるため“頑丈につくられている”ことで、航空自衛隊のE-2Cは、まだ当分は現役で活躍できる見込みです。

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