愛知と福島だけ! 新型「クラウンセダン」パトカー 使い勝手どうなの? “特有の苦労”にも言及
2026年1月9日、愛知県警察の視閲式が日本ガイシスポーツプラザ駐車場で開催されました。多くの警察車両が参加する中、特に注目を集めたのが「クラウンセダン FCEV」の新型パトカーです
走りはイイかも! 隊員が漏らした“車幅と補給”の本音
愛知県警のクラウンセダンは、燃料電池(FCEV)モデルです。 ボディサイズは全長5030mm×全幅1890mm×全高1475mm。ホイールベースは3000mm、駆動方式はフロントエンジン後輪駆動のいわゆるFR方式。パワートレインは、最大174馬力を出力するFCスタックと最大182馬力・最大トルク30.6kgf-mを出力するモーターを組み合わせています。
なお、福島県警の車体も同じくFCEVモデルのため、市販車の売れ筋であるハイブリッド仕様(2.5リッター直列4気筒エンジン+モーター)は2026年1月現時点では、パトカーにはなっていません。
愛知県警察がFCEVモデルのクラウンセダンパトカーを導入したのは2025年12月のこと。現在、愛知県では水素のサプライチェーン構築や利活用の促進に向けた取組を進めており、今回のクラウンセダンのパトカーとしての導入は、その水素需要創出に向けた一環になるといいます。
視閲式では実際に走行しているシーンもありました。FCEVだけあって、走行音はかなり控えめな印象でした。
まだまだ珍しいFCEVパトカーですが、県警の担当者いわく「走り自体は一番良いかもしれない」と感じるほど走行性能は高いようです。また「昔のクラウンより車幅は大きい」とも答えてくれました。
ただ、FCEVということで燃料補給には、多少の苦労があるようです。燃料残量に関しては他の車より気を払っているような雰囲気がありました。ちなみに、基本的には民間車と同じ燃料ステーションで補給をしているそうです。
最新型のパトカーだけに、来場者からの注目はかなりのもの。子連れの家族から、車両好きの大人まで、多くの人が写真撮影をしていました。
Writer: 鈴木伊玖馬(乗りもの好きライター)
愛知県生まれ。飛行機が好きで航空博物館などを取材するうち、自動車関係の記事や取材も手がけるようになる。ホンダ「シビック Type R」のようなホットハッチが好み。





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