「『エアフォースワン』って大統領専用機の名前じゃないの!?」なぜ? あの“青と白のジャンボ機”がその名を付される条件とは

アメリカ大統領専用機をよく「エアフォースワン」とよびますが、実はこれ、大統領専用機そのものの名前を指す訳ではありません。

そもそもいつから「エアフォースワン」?

 大統領専用機に「エアフォースワン」のコールサインが使われるようになったのは1959年のドワイド・D・アイゼンハワー大統領の時代からです。これは1953年に起きたある事件がきっかけでした。このころ大統領専用機は「エアフォース8610」というコールサインを使用していました。

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エアフォースワンことVC-25(画像:アメリカ軍)

 しかし、偶然にもイースタン航空の航空機が同じく「8610」のコールサインを使用していたのです。この2機が同時に同じ空域に入ってしまい、混乱が生じたため、重複することのない大統領機専用のコールサインを設定しようと考え出されたのが「エアフォースワン」でした。以後、大統領専用のコールサインとして、現在まで使用されているのです。

 なお、大統領専用機に関しては第二次世界大戦中にフランクリン・ルーズベルト大統領が乗ったのが最初です。1943年1月にカサブランカ会談に参加する際、安全上の問題から、パンアメリカン航空の民間機を一時的に軍管轄に置き、作戦機としたのがきっかけで、以降、大統領の機体は軍隊が運行・管理する伝統が続いています。

【画像】超ハデハデ…これが、以前計画されたトランプ案のエアフォースワンカラーです

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