年末年始のJR、利用者は前年より微増 新幹線・博多~熊本間は1日の最高記録を更新
JRグループ各社が2016年~2017年の年末年始期間における利用状況を発表。新幹線・特急列車などを利用した人は昨年同時期より微増しました。
運転再開の常磐線も利用者が増加
JRグループは2017年1月6日(金)、年末年始期間(2016年12月28日~2017年1月5日)における利用状況を発表しました。
対象の9日間に、新幹線・特急列車などを利用した人は、前年同時期より3%増の1144万6000人でした。降車人員は、成田空港と空港第2ビルの2駅合計が、前年より7%多い9万6000人、越後湯沢駅(新潟県湯沢町)は9%多い5万1000人。明治神宮が近い原宿と代々木の2駅も、正月三が日の降車人員は、あわせて前年比7%増の34万3000人でした。
近距離きっぷの発売枚数(ICカードの自動改札利用数を含む)は、東京ドームが近い水道橋駅(東京都千代田区)では前年比15%増の42万8000枚。12月10日に浜吉田駅まで運転を再開した常磐線の相馬駅(福島県相馬市)では、前年の3倍近いおよそ5000枚でした。
利用のピークは、下り(帰省)が12月30日(金)、上り(Uターン)が1月3日(火)。ただし東海道・山陽新幹線の下りピークは、12月29日(木)でした。
なお1月3日(火)には、Uターンラッシュと「福岡 ヤフオク!ドーム」(福岡市中央区)でのアイドルコンサートが重なったことなどにより、JR九州によると博多~熊本間で過去最高の約4万6200人が新幹線を利用したとしています。
【了】
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