銀座線に特別仕様車登場 車内消灯も再現 「東洋唯一の地下鉄道」時代により近く

1927年の開業当時、「東洋唯一の地下鉄道」と呼ばれた現在の東京メトロ銀座線。そのときの車両をイメージし、内外装に大きく手を加えた特別仕様車両が2017年、銀座線に登場。走行中に車内が暗くなる懐かしい状況も再現されます。

特別仕様車両は40分の2

 1000系電車の特別仕様車両、外装の違いとしてまず挙げられるのは、いわゆる「ヘッドライト」です。通常の1000系電車は2灯ありますが、それが往時の1000形と同様の1灯になっています。

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窓の上下にある水平方向のラインが「ウインド・シル/ヘッダー」(2017年1月11日、恵 知仁撮影)。

 また、リベットを使っていた往時の1000形電車は、窓枠や出入口まわりの強度を保つため「ウインド・シル/ヘッダー」という補強部品を使用していました。特別仕様の1000系電車は、それを模擬したデザインになっているのも特徴です。

 このほか外装では、通常の1000系電車に対し、ラインカラー「オレンジ」の帯がない、運転台のある前面の黒い部分へ縦方向にレモンイエローのラインが入った、尾灯(テールライト)の形状などに変化があります。

 東京メトロによるとこの特別仕様車両は、銀座線で現在、「伝統×先端の融合」という路線コンセプトを軸にリニューアル工事を進めているなか、「伝統」のコンセプトに基づき、通常運行時、乗客に楽しんでもらうためと、各種イベントなどで活用するため、導入したとのこと。今年は1927(昭和2)年の「東洋唯一の地下鉄道」から90周年にあたるため、それに関連するイベントなどでの活用を考えているそうです。

「まず雰囲気を楽しんでいただければと思います」(東京メトロ 車両部設計課 松本耕輔課長)

 特別仕様車両の運行開始は、1編成目が2017年1月17日以降、2編成目が2017年3月中旬の予定。銀座線の車両は合計で40編成あるため今後40分の2、すなわち5%の確率で特別仕様車両に出会えるようになる計算です。

【了】

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コメント

3件のコメント

  1. 折角なら、この仕様を標準にしちゃえば良いのに。

    人口減少などなど、単なる交通機関の足としてダケではなくて日常使いのチョットした嗜好を凝らした車両は、慌ただしい日々にホット一息出来そう。

    • 同感。運転士・車掌には大正浪漫な制服の着用も希望。とはいえ通常運行時に消灯すると「防犯上うんたらかんたら」になるんだろうな。

  2. 通常車よりもヘッドライトが少ないけど大丈夫なの ?

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