登山客のアシ「都県境の峠を走るバス」も22キロ一挙消滅! 神奈中バス5路線が3月廃止へ

神奈中バスが、2026年度末をもって計5系統のバス路線を廃止すると発表しました。

唯一の「大垂水峠を走るバス」など廃止

 神奈中バス(神奈川中央交通)は2026年2月2日、本年度末をもって一部のバス路線を廃止すると発表しました。

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相模湖駅に発着する神奈中バス(画像:写真AC)

 廃止が決まったのは次の5系統です。

・秦15:秦野駅~震生湖・才戸~万年橋

・伊58:伊勢原駅北口~神戸・大住台~善波

・愛24:松蓮寺~千頭・愛名・愛甲原住宅~愛甲石田駅

・湖29:相模湖駅~千木良~高尾山口駅

・八07:相模湖駅~高尾~八王子駅北口

 このうち、中央線の相模湖駅(相模原市)から高尾山口駅を経て八王子駅北口(東京都八王子市)までを結ぶ「八07」と、相模湖駅から高尾山口駅止まりの「湖29」は、都県境をまたぐ国道20号の「大垂水峠」を往来する系統。特に「八07」は総距離22.1kmの長大路線で、高尾山や大垂水峠、小仏城山などへの登山客にも親しまれています。

 この2系統と、秦野駅から震生湖のそばを抜けて中井町役場方面へ至る「秦15」については、神奈中が2025年6月に神奈川県生活交通確保対策地域協議会宛てに廃止を申請、その後協議を経て正式決定されています。廃止の理由は「運行回数僅少および利用者僅少」とのことです。

 また、愛甲石田駅から青蓮寺(厚木市)までを結ぶ「愛24」系統も、同じく運行回数や利用者の少なさを理由に、神奈中が厚木市へと廃止を申し出済み。さらに伊勢原駅と国道246号沿いの善波バス停までの間を結ぶ「伊58」については、運行本数・利用者の少なさに加えて、「伊59」など他の路線との一部ルートの重複もあり、伊勢原市に廃止が申請されていました。

 なお、運行終了時期は「秦15」「伊58」が2026年3月27日(金)、「愛24」「湖29」「八07」が3月29日(日)です。八王子駅北口バス停をはじめ、沿線の一部バス停も併せて廃止となる予定です。

【登山客にも大打撃!】これが「廃止される神奈中バス路線」です(表・写真で見る)

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