東京~大阪間2万円の業界初「完全個室」夜行バス、全貌明らかに 寝返りの必要なし

「寝返り不要」豪華バス、座席にNASA由来の工夫

「DREAM SLEEPER 東京・大阪号」の座席は、NASAの理論に着想を得たという「ゼログラビティシート」。背もたれを40度、座面を30度傾斜させ、フットレストを水平にすることで「胎児がお腹の中にいる状態」を再現、浮遊感を得て深く眠れるというものです。

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「ゼログラビティシート」。お尻が沈み込むような格好で眠る(写真出典:関東バス)。

 とはいえバス車両の保安基準上、座席はフルフラットにはならず、寝返りが打ちづらいことはほかの夜行高速バスなどと同様です。しかし松田副社長は「このバスのシートならば、そもそも寝返りを打つ必要がない」といいます。

 その秘密は、枕や背面、座面、フットレストのすべてに採用されている「ムアツクッション」です。凹凸形状のクッション、その凸点で体を支えることで血行を妨げないというもの。松田副社長は、「寝返りを打つのは血行のため。しかしこのムアツクッションは、寝返りを打たなくても血行を妨げず、フルフラットよりも深く眠れます」と太鼓判を押します。

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コメント

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3件のコメント

  1. 背もたれを倒している時でも衝突時の安全性は確保されるのでしょうか?

    乗用車の場合は衝突時に座席の背もたれを倒しているとシートベルトが正しく機能せず、乗員の安全は確保されないのですが、高速バスはシートを倒していても安全性は確保されているのでしょうか?

  2. 来月圏央道の茨城県内区間が開通するとのことですが、情報が欲しいです、宜しくお願いします。

  3. すごくいいですね 乗ってみたいです