ある意味“奇跡”の映画なのか!?『シベリア超特急』30周年! カルト的人気の理由とは? 衝撃のオチは『シックス・センス』超え!?

かつて映画解説者として人気だった映画評論家の水野晴郎さんが、映画監督兼主演で移動んだ『シベリア超特急』とは?

シックス・センスを超えるビックリなオチ…ある意味では正解!

  さて、残る“メッセージ”についてですが、それはラストに用意された二度の「どんでん返し」に集約されています。水野氏が本作で監督のみならず、原作・脚本、さらには主題歌の作詞まで手がけた理由も、そこにあるのでしょう。

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現在のシベリア鉄道。ウラジオストク駅(画像:写真AC)

 2008年に亡くなった水野さんの遺志を尊重し、詳細なネタバレは避けます。ただひとつ言えるのは、その展開があまりにも掟破りだということ。良い方向に転ぶか、悪い方向に転ぶかは観る人次第ですが、とにかく「えええええ!? はあああああ!?」と困惑することだけは間違いありません。

 そしてすべてを観終えたとき、多くの人は気づくはずです。この映画のジャンルは、実はサスペンスではなかったのではないか、と。

 かつて発売されたDVDには、本編の前後に水野さん自身が“金曜ロードショー風”に自作を解説する特典映像が収録されていました。その中で水野さんは、「『シックス・センス』のオチに驚かなかった。なぜなら『シベリア超特急』を観ていたからだ、というファンの声をもらった」と語っています。

 ある意味、それは真実かもしれません。

 とにかく本作は、出来の悪さも含めて一見の価値がある作品です。そんじょそこらの“クソ映画”や“駄作映画”とは、明らかに格が違う。三十年を経てもなお、語り継がれてしまう映画なのです。

【画像】「イエスかノーか」これが映画のモデルになった山下奉文中将(当時)が降伏を迫る様子です

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ミリタリー、芸能、グルメ、自動車、歴史、映画、テレビ、健康ネタなどなど、女性向けコスメ以外は基本やるなんでも屋ライター。一応、得意分野はホビー、アニメ、ゲームなどのサブカルネタ。

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