「ボディは日野、心臓は“スカニア”」のバス誕生へ 日野・三菱ふそう統合でバス市場に激震!? ふそうはディーゼルバス終了
トヨタとダイムラー・トラックによる日野自動車・三菱ふそうの経営統合計画について、公正取引委員会が審査結果を公表しました。特にバス市場では競争が著しく制限されるおそれがあるとして、様々な是正措置が求められました。
三菱ふそうは“ディーゼルの路線”バスやめます
大型路線バス分野では、日野・三菱ふそう統合後のシェアは約45%で、A社=いすゞの約45%と拮抗します。しかし、主要な事業者が2社に集約されるため、アーチオン・日野・三菱ふそう3社間での機微な情報の共有を禁止するなどの情報遮断措置を講じ、日野と三菱ふそう間の競争を確保するとしています。
ただ、これとは無関係に、三菱ふそうはディーゼルエンジンの大型路線バス製造販売を終了し、EVバスへ移行する予定だとしています。すなわち、既存の大型路線バス「エアロスター」の製造終了が暗に示されているとして、SNS上でも話題になっています。
三菱ふそうによると詳細はまだ言えないとのことですが、「新会社のもとで電動車(EV)への移行を検討している」としました。
最後に、小型観光バス分野では、日野・三菱ふそうにトヨタを加えた統合後のシェアが95~100%に達し、実質的な独占状態となります。このため、「トヨタを独立した競争者とするため」、トヨタの持株会社に対する議決権を20%未満に引き下げるほか、人事交流の制限や情報遮断などが問題解決措置として盛り込まれました。この措置は小型トラック分野と共通です。
公正取引委員会は、これらの問題解消措置が確実に実行されることを前提として、今回の経営統合は「競争を実質的に制限することとなるとはいえない」と結論付けました。





コメント