道路に突起、壁…? 視覚のマジック「イメージハンプ」、その減速効果とは

生活道路などの路面に、幾何学的な模様が描かれていることがあります。これは「イメージハンプ」と呼ばれるもので、視覚のマジックとも言える効果によってクルマにスピードダウンを促します。

早い、安い、安全 見慣れられても効果あり?

 積水樹脂によると、イメージハンプは20年ほど前に大阪府警と共同で開発したそうです。

「おもに生活道路やいわゆる『スクールゾーン』での交通事故対策などに採用されています。道路を改修することなく施工できるので、実際のハンプやガードレールを設けるよりも大幅に時間やコストを削減できます」(積水樹脂)

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片側2車線の国道での施工例。各車線の両側に壁を設けたような視覚効果を生み出す(写真出典:積水樹脂)。

 大阪府警との実証実験において、「イメージハンプ」設置前と設置後の4か月間を比較したところ、クルマのスピードは約10km/hダウンし、事故件数は46%ほど減少したそうです。狭い道路でも物理的な制約を設けることなく速度抑制対策ができ、歩行者や自転車の通行を阻害しない点もメリットといいます。

 何度も通過するにつれ、ドライバーが「イメージハンプ」に慣れてくることも考えられますが、積水樹脂によると、見慣れた後でも危険箇所の目印として認識されるので、速度抑制につながるといいます。

「『日本発』の技術であると自負している」(積水樹脂)という「イメージハンプ」は、オランダやスウェーデンなど海外でも採用事例があるそうです。

【了】

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1件のコメント

  1. 駅の通路とかにも施工して、動線を形成できるようにならないかね?

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