北総鉄道などを走る9000形、3月ラストラン 引退記念ツアー発売
千葉ニュータウン鉄道が所有し、北総鉄道などを走ってきた9000形車両が、2017年3月に引退を迎えます。今回、これを記念するツアーが発売されました。
登場から33年
京成トラベルサービスは2017年2月27日(月)、「ありがとう9000形引退記念ツアー」を発売しました。
9000形電車は1984(昭和59)年、小室~千葉ニュータウン中央間4.0kmの開業にあわせ、当時「2000形」として導入された通勤形の車両です。はじめは6両編成でしたが、1990(平成2)年に中間車が組み込まれ8両編成になりました。1994(平成6)年には現在の9000形に改称されています。この車両は、京成電鉄の子会社で、小室~印旛日本医大間の線路を所有する千葉ニュータウン鉄道が所有しています。
今回のツアーは、この9000形が3月に引退することを記念し、3月20日(月・祝)に北総鉄道の後援により開催されます。参加者は印西牧の原駅(千葉市印西市)から専用列車で印旛車両基地に移動。9000形撮影会ののち、車両基地から9000形に乗車します。車両にはこの日のみの特製ヘッドマークを掲出。列車は矢切と印旛日本医大で折り返し、最後は印西牧の原駅まで走ります。
京急の協力を得て新逗子までお別れ走行できないものか?
1999年までは乗り入れ実績があった。