戦闘機めぐる台湾の本音は? 次世代型ステルス機開発表明、その裏側

台湾が次世代型ステルス戦闘機を独自開発する方針であることを明らかにしました。かつて戦闘機を独自開発、実用化した経験があるとはいえ、本音のところではどうなのでしょうか。

「かつての最強空軍のひとつ」が直面する問題

 馮国防部長によるステルス戦闘機開発方針の示唆は、中国の軍拡に対抗可能な高性能戦闘機を欲していながらも、台湾の特殊な政治事情からこれを入手できない現実が大きく影響しているものと推測されます。

Large 20170305 01
台湾空軍の主力F-16Aは、新型のF-16Cを売ってもらえなかったため仕方なく導入した。写真翼端に装備するAIM-120高性能ミサイルも当初は使えなかった(関 賢太郎撮影)。

 台湾空軍はかつて、「世界で最も空中戦に強い空軍」のひとつでした。1950年代から60年代のあいだは、台湾海峡において中国空軍とのドッグファイトを何度も経験し、その都度勝利しており、台湾空軍の公式記録によると撃墜・損失比43:2で圧勝しています。また昨今においても、実弾射撃には至らない、追い返すだけのドッグファイトが何度も生じていることが知られています。

 しかし近年は中国の著しい追い上げもあって、戦闘機の性能における質的優勢を保てなくなりつつあり、数で劣る台湾空軍にとって非常に苦しい状況に追い込まれようとしています。

最新記事

コメント

1件のコメント

  1. 多分実際にはイスラエルあたりの手を借りるんだろうな。まあ中国製よりは期待度は高いような気がするが。

記事ランキング

  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  3. “まるで高速”な無料バイパス「全線4車線化」へ変貌開始! 一部の上下線分離まもなく 対面通行を解消 国道8号
  4. 飛行中の「日の丸特別機」に粋なサプライズ! 天皇皇后両陛下を“最新ステルス戦闘機”がお出迎え
  5. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. あと1年足らずで「現金でバス乗れなくなります」 全路線“完全キャッシュレス化”疑問に応えるサイト開設 京王バス
  3. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  4. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  5. 「“再有料化”でいいから4車線化して」→普通車280円になって1年 利用者負担で勝ち取った“効果”あきらかに 八木山バイパス